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上総守が行く!(二代目)

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2016年 11月 04日

『下総国史跡めぐり/再びの、龍角寺から寄り道/白鳥の郷』 rk-4 

11月3日。
この日のポタリングのメイン、「下総国史跡めぐり/再びの、龍角寺」を終え、旧・本埜村(現・印西市)の「白鳥の郷」へ向かう。

龍角寺台地を安食方面に下る。
利根川と北印旛沼の間を流れる長門川に至る。
長門川に流れ込む小さな川の河口で、何の工事かは分からないが、大工事が行われていた。
そういえば、この工事は随分と以前からされており、印旛沼ポタリングの際、迂回していた記憶がある。
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工事現場向かいの鉄工所。
鉄丸棒で作った自転車の飾りを見るのがいつも楽しみ。
そして、この鉄丸棒の自転車が立て掛けてあるところに見えるブルーの鉄柵の中にいるウサギを見るのもいつもの楽しみ。
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豊年橋から工事現場を眺める。
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田んぼ道を走り、白鳥の郷に至る。
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「白鳥の郷」の記された看板の隙間からハクチョウたちを眺めるのも楽しみのひとつだ。
手前ピントで、ハクチョウたちはピンボケだが...。
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飛来数、57羽。
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これから季節が進むにつれて、どんどん飛来し、飛来数は千数百羽となろう。

遠路、シベリアから飛来したハクチョウたちを代表して、一羽をアップで。
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くちばしの黒と黄色の分布状態からして、コハクチョウである。

オオハクチョウとコハクチョウの見分け方は覚えているようで、覚えておらず、毎シーズン、資料を見ることとなる。
ここで、見分け方を記しておこう。
先ず、大きさが違う。
その名の通り、オオハクチョウはコハクチョウより大きい。
但し、これら2種が並んでおれば比較が出来るが、1種のみの場合は大きさでの見分けは難しい。
次に、くちばしの黒と黄色の分布状態が違う。
オオハクチョウは黄色の面積が大きく、黄色の部分がくちばしの先の黒い所の境目の下の方へ少し尖って入り込んでいる。
一方、コハクチョウはオオハクチョウに比べて黄色の面積が小さく、黒い部分との境目の下の方が尖っていない。

こうした、くちばしの黄色と黒の分布状態の特徴から、コハクチョウと判定したのである。

二番穂をついばんでいるコハクチョウたち。
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真ん中あたりにいる、灰色の一羽は幼鳥である。
成鳥らと一緒にシベリア方面から懸命に飛んで来たのである。
健気である。
二番穂を食べながら、この地で冬を越し、大きく成長して2月には北へ帰るのである。

水面のコハクチョウたち。
遊び?喧嘩?
賑やかに、翼をばたつかせている。
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水面に群れていたオナガたちが一斉に飛び上がり、再び、水面に降りた。
水面の上空に、猛禽類と思しき3羽が飛んでいた(写真中央、微かに見える黒い点)。
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アップで。
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急降下して、オナガを捕まえることもなく、彼方へ飛んで行った。

布佐方面へ向け、走る。

フォト:2016年11月3日

(つづく)

by kazusanokami-2nd | 2016-11-04 23:54 | 下総国史跡めぐり


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